Part.1 [cc:]は、とっても便利な“同報送信”機能
封筒の画面
[cc:]の欄に入力した人に、[to:]の欄の人宛てのメールの“写し”を送ることができる。

まず、[cc:]とは何かということですが、これは“カーボンコピー”の略なんですね。印刷物などをコピーする場合、現在は複写機(コピー機)を使うのが 一般的ですが、複写機なんて便利なものがなかった時代は、写し(控え)が必要な書類を作成するときに、カーボン紙を使っていました。

 いまでも、請求書や領収書などの帳面を買うと、1枚目の控え用の用紙の裏にカーボンがコーティングされていて、1枚目の用紙にボールペンなどで書くと、 2枚目の提出用の用紙に“写し”ができますが、これなんかはまさに“[cc:]している”ワケです。

 この、カーボンコピーの作法を、そっくりそのまま電子メールの世界に持ち込んだのが[cc:]という機能なんですね。具体的には[to:]の欄に入力し たメールアドレスの人に送るメールの写しを[cc:]の欄に入力したメールアドレスの人にも、同時に送信することができるのです。

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