★オグリキャップ 牡(芦毛)1985年生 20戦12勝 ハイセイコー以来の「競馬ブーム」の立役者。 冷静に判断すれば、競走能力そのものが、タマモクロスやスーパークリーク、イナリワンと比較して群を抜いていたとは言えないだろうが、出走したすべてのレースでドラマを生んだという点で、この馬を超える存在は無い。 |
◇マイルCS(平成元年) |
優勝
届くはずのない位置から、完全に勝負あったという体勢を逆転してしまった。 バンブーメモリーと武豊騎手のコンビが完璧なレースをしただけに、オグリキャップの想像を絶する強さが際だった一戦。 南井騎手の男泣きも印象に残る。 |
◇ジャパンカップ(平成元年) |
2着(優勝:ホーリックス)
府中がゆれたゴール前。 ホーリックスに敗れたものの、2分22秒2という空前のレコードの同タイム2着。 しかもその前週に京都で1600MのGT勝ち。 オグリキャップはまさに常識に挑戦し続けた馬だった。 |
◇有馬記念(平成2年) |
優勝
大河ドラマ「オグリキャップ伝説」堂々の大団円。 6歳秋、燃え尽きたと思われたオグリキャップが見せたこのパフォーマンスは間違いなく競馬ブームのひとつの頂点を示した。 中山競馬場をゆるがせたオグリコールが耳に残る。 |